ベトナム音楽コンサート

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10月31日、ベトナム枯葉剤爆弾被害者支援コンサートが東京文京区で開かれた。JVPF(日本ベトナム平和友好連絡会議)が行っているもので、ふぇみんベトナムプロジェクトも協力している。留学生のホー・ティ・ランさんも、ベトナムの民族楽器トルンを演奏し、聴衆を魅了した。今年の東京公演はベトナムの魂「チンコンソンの世界」と題し、ギタリスト、グエン・テ・ビンさんを中心に、民族楽器ダイ奏者、グエン・アン・タンさん、歌手グエン・チ・キム・リュエンさん。おなじみの「美しい昔」「坊やお眠り(ぼうやおおきくならないで)」など、情感あふれるチンコンソンの音楽は、心にしみた。  びっくりしたのは、プログラムになかったビンさんとランさんの共演。当日4時に初めて相談し、すぐさまできてしまう、というすばらしさ。ぴったり合って、本当にびっくり。ベトナム人音楽家のチンコンソンへの思いを語り、それを通訳したのもランさんでした。大勢の里親がこのコンサートに駆けつけてくれました。ありがとうございました。
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グェン・タック&ホン・ベトコンサート

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 ベトナム音楽コンサートを見に行った。日本に住むベトナム人、グェン・ダックさんの歌と日本人によるベトナム音楽演奏グループ、ホン・ベトのコンサートが、11月3日文京シビック小ホールで行われた。びっくりするのはベトナム音楽をベトナム楽器のダン・バウ(一弦琴)やダン・チャン(16弦琴)だけでなく、西洋楽器、バイオリン、フルート、オーボエ、さらには南米の楽器、チャランゴまで、一緒に合奏するのです。編曲は松島よしおさん。「楽譜が手に入らないから、CDを何百回と聞き、楽譜を作り、それを自分たちの楽器で演奏できるように編曲した」と書いている。さらにベトナム語の歌詞を、グェン・タックさんに翻訳してもらい、それを日本語歌詞に作詞する。大変なことです。  ベトナムの国民的な音楽家チン・コン・ソンの音楽が多数歌われた。日本で最初に高石ともやによって紹介された「坊や大きくならないで」、一番有名で美しい「美しい昔」、私は初めて聞いた「ある春の朝」・・・「ある春の朝、子どもが一人 野原の花に 埋もれていた その手には黄色い花が 唇はいう 天国はあるの?」 とても悲しく美しい歌。  留学生の、ランさんもゲストとしてトルンを演奏しました。  とてもすばらしい、心に残るコンサートでした。  
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ベトナムを聴くーお話とコンサート(その3)

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 コンサート2部は「チンコンソンの世界」。チンコンソンはベトナムでは知らない人がいないほど有名な音楽家で、詞もすべて、自分で書いている。彼の曲はベトナム戦争中、南、北を問わず、ベトナム国民に愛された。戦火に荒廃する祖国ベトナムを見つめ、親子、夫婦、恋人同士などの人々の心の悲しみ、喜び、慈しみを歌い続けてからだ。  曲は、「お眠り坊や」。これは、1970年代に高石友也が「坊や大きくならないで」と歌った曲。「Diem Xua」は1978年、NHKの連続ドラマ「サイゴンから来た妻と娘」の主題歌として日本に紹介された曲で、当時は「雨に消えたあなた」といった。今、天童好美が「美しい昔」という題名で歌っている。ギターを演奏するのは、テ・ヴィンさん。幼い時、両親をなくし、自らも8歳の時、事故にあい、貧困のため病院で治療できず、片腕を失った。ハーモニカでメロディーをギターで伴奏をする、「Diem Xua」は聴く人の心にしみこんできた。  チンコンソンは2001年になくなったが、彼の音楽は今もベトナム人に愛され、今も喫茶店でよく聴かれている。
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ベトナムを聴くーお話とコンサート(その2)

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 コンサートの部の最初は、留学生ランさんのトルン。急遽、楽団の楽器に伴奏してもらって、もっとプロっぽくなった。ベトナムには54の民族が暮らしていて、様々な楽器がある。いろいろな珍しい楽器が披露された。写真上は16弦琴、華麗な音色が聴く人をうっとりさせる。奏者は有名なPhuong(フン)さん。彼女は1弦琴も聴かせてくれた。写真下は、コニという不思議な楽器。口で音を出し、弦を引いて音階を出すようだ。他にも、竹を束ねてそこに手拍子で風を送って音を出すコロンプット。やしの実に13弦の線を張り、繊細な音色を奏でるディンゴンという楽器。ダンダーイという琵琶の音色に似た真ん丸い弦楽器。見ているだけでも飽きない。  この楽団は、国立音楽院教師や国立ボンセン劇場の音楽家、舞踏家から日本公演のために結成された「桃花」グループ。JVPFのチャリティーコンサートも奇しくも、15年。今年は西日本をまわり、7日が最後の公演だった。
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