ダナン駐在のお仕事

ダナン「希望の村」を支援するベトナムプロジェクトでは、「希望の村」卒業後も子どもたちの自立を支援するために日本から主に里親でもあるスタッフが駐在しています。
縫製の自立支援工房「アートさくら」に卒業生とともに過ごすスタッフもいれば、スタッフによってそれぞれの滞在の仕方があります。

今日は、駐在初体験の太田さんのお話です。


 竹内さん、渡辺さんの本格的駐在とは違う太田の駐在生活を紹介します。カフェから徒歩5分弱の1ヶ月29,000円のホテルに滞在しています。最初はゴキブリと格闘しましたが、竹内さんからゴキブリよけを貰ってから落ち着きました。朝食付き(麺orフランスパン+目玉焼きの2種類のみ)を交代に飽きずに食べ続けています。
 通常は「さくらフレンズカフェ」の裏にあるふぇみん事務所にいます。そこへは自立支援を受ける子が1か月に1回訪ねて来ます。その子たちから日常の問題や様子などを聞き、自立支援金を渡し励まして帰します。その他、夏休みなので希望の村の聾学校(小学校のみ)を出て聾の中学以上の学校(ホーチミン近くドンナイ省)へ行った子達が成績の結果を見せに来ます。今年もお母さんやおじさんなどに付き添われて報告に来てくれました。
 今後は、希望の村をこの夏卒業した子どもたちと進路面接(私はきっと置物の狸かな?)、職員研修の見学が控えています。
その他はカフェに顔を出し、全体を見ながら、料理を注文して味のチェック(といっても代金は自己負担)、日本人のお客さまへの対応(ふぇみんの活動紹介、荷物の預かり、お話し相手)、スタッフの日本語勉強の手伝い(週3回)、日本語学習者とのフリートーク(週に5~6時間20名ほど)、多忙時にはウエイトレス、合間をぬってアートさくらへの縫製依頼の対応(まれ)。週1でヤングボランティアのメンバーと会議(現在はメニューの改良作業)、そしてイベントの手伝いです。
 「もっと知ろうよベトナム再発見」は竹内さんが若い駐在員の奥さんたちを巻き込んで立ち上げた勉強会で、現地の日本人の交流の場になり、広い意味で『希望の村』をサポートする輪が広がっています。6月のテーマは、ダナンの環境問題。その他にも「さくら日本語学校」との共催の七夕祭りでは、竹内さんと私で36人に浴衣の着付けをしてヘロヘロになりました。今月末には日越交流イベント3日間にカフェも出店して、希望の村の子どもたちも招待する予定です。
 カフェにいて一番刺激的なことは、これまで接したことのなかったまったく別世界の人に出会えることです。定年退職後、ベトナムでIT会社の立ち上げにやってきた人やボランティアで日本語を教えに来た人、『希望の村』支援をしてくださる横浜の会社の社長さん(日系ブラジル人で紆余曲折の末日本で会社を立ち上げた方)は村へ米200kgを寄贈し、社員のユニフォームを子どもたちの自立支援工房「アートさくら」に発注してくれる予定です。その方からは一冊の本になるようなお話を伺い感動しました。29歳の求人会社にお勤めの若い男性は社員旅行で立ち寄ってくださり、求人の大変さを語り、日本語がいまいちでも能力が高ければ雇用できるとの話に思わず連絡先を書き留めさせてもらいました。駐在員の奥さんたちは自分のキャリアを諦めて夫に付いてきた人も多く、有能な方ばかりです。旅行会社にお勤めの女性は勤務先がドバイとのことでちゃっかり名刺を頂きました。
 この後タオさんが日本に出掛けてしまうのでやや不安ですが、どうにかなるでしょう。スマホの通訳アプリに活躍して貰いましょう。次号は子どもたちの進路などとタオさんの日本旅行記の予定です。お楽しみに。




通りから見た自立支援カフェ『さくらフレンズカフェ』の入り口はこんな感じです。「さくら日本語学校」の1階をお借りして『さくらフレンズカフェ』があります。入り口を入ると鯉のいる池があってその向こうにカフェの玄関があります。
通りから見たカフェの入り口.pngカフェの玄関でお客さんと.pngカフェに来たたくさんのお客さん.png

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