米の収穫

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 ベトナムは世界有数の米の産地。メコンデルタでは年に3回ぐらい収穫できる。実は2年で9回採れるが、そんなに栽培すると土地が痩せるからと、前に聞いたことがある。田植えしている田んぼの横ではもう青々と成長しているのを見て、とても不思議だった。要するに1年中いつでも栽培できるというわけだ。
 ダナンなど中部でも2回収穫できる。1回目が5月ごろ、2回目が9月ごろ。9月中旬、私の里子の友達に連れられて、彼女の母親の実家へ行った。人口80万人のダナン市も、中心からバイクで20分も行くと、田園が広がり、とても素敵な田舎風景。米や空芯菜が植えられ、農家のおばさんが、明日売りに行く(たぶん)空芯菜の収穫をしている。農家の庭では、家族総出で収穫した米を干す作業をしていた。庭にはバナナ、パパイヤ、ココナッツ、マンゴーなどなど。
 最近ダナンでも高層ビル(25階とか!)がどんどん建設されているが、農業分野はまだまだ遅れている。田植え、稲刈り、すべて手作業。牛による耕作。農家育ちの私にはとても懐かしい風景だ。高度経済成長の前、私の子どもの頃、田植えや稲刈りの時期には農繁休みなるものがあって、2,3日学校が休みになった。隣近所の人が集まり、共同で作業をし、私も手伝ったことがある。もちろん牛耕。ベトナムでは農耕用は水牛多いけど。
 初めてベトナムに来た時、広い水田を子どもが水牛を追って家へ帰る様子を見て、ベトナムに来たいものだと、思った。水牛に乗るのが夢だが、まだ実現しない。
 もちろん農家の現実は甘いものではない。

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