左どなり家のヒエンは50歳の女性。出入りの道がわが家とは違うので、はじめは塀の穴のような所からヒエンが話しかけてきて、その穴から見える美しい目だけしかわからない人だった。いつの間にか私のベトナム語の先生になり、週に2~3回わが家にやって、2時間はたっぷりベトナム語を教えてくれる。それから、ヒエンのバイクの後ろに乗って、ダナンの街をドライブしたり、友人の家に遊びに行ったり、ご飯を食べたり、チェ(ベトナムぜんざい)をデザートしたり。

私が休みの日には、ヒエンが作った昼食を差しいれてくれる。はじめは隣から大声がするので何かと思ったら、お盆の上にご飯、スープ、肉料理をのせて塀の上から

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さしだすではないか。それが、休みの日の恒例になってしまった。

ヒエンは30年ほど前にボートピープルとして、小さな小舟に乗って、この国を離れたことがあるが、台風に遭い、脱出に失敗、公安に捕まった経験があるという。

今ヒエンは仕事に恵まれないが、その脱出事件に無関係ではないらしいのが、この国の事情のようだ。

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